おやつの時間
2009.11.06 Fri 16:38 | フェレット | ペット
 我がフェレットのどんぐりちゃんは、副腎腫瘍とインスリノーマという2つの病気を抱えている。今はどちらも内科的投薬治療をしているため、毎日3種類の粉薬を飲ませなくてはいけない。けれども、それは意外と簡単だ。どんぐりちゃんが大好きな”バイト”という栄養剤(チューブ)に薬を混ぜてあげると、勝手になめてくれるからだ。
 お薬の時間も、どんぐりちゃんにとっては楽しいおやつの時間。
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「おやつちょーだい」とおねだり中「ごちそうさま」ぺろぺろ

 あまり”バイト”ばかりあげすぎると、さらにインスリンが出て血糖値が下がってしまうとか、先日先生が言っていたような・・・。なにか他にいい方法があるのかな。

保護色
2009.11.02 Mon 16:17 | フェレット | ペット
 今日は寒い。秋を通り越して、もはや冬の気配すら感じる。西の方では、木枯らし一号が吹いたというニュースも聞いた。明日には、関東地方でも木枯らしが吹くかもしれない。

SIMG_1780.jpg フェレットのどんぐりちゃんにとっても、今日は寒い日らしい。セーターにもぐりこんで、出てこなくなってしまった。知ってか知らずか保護色になっているセーター。どんぐりちゃんがどこに隠れているかを見つけるのに、少し時間がかかった。

食べることと生きること
 「クローズアップ現代」で『“食”がいのちを救う』というテーマを見た。

 いつ、どこでも食べたいものが手に入る「飽食ニッポン」。しかし今、生きていく上で欠かせない営みであり、日々の喜びであるはずの"食べる"という行為が軽んじられる時代になっている。若者たちにとって、今や主食はスナック菓子やアイスクリーム。その結果、栄養不足に陥り、血液に異常を抱えるケースも増えている。さらに食べることに関心がなく、サプリメントで最低限の栄養さえ取ればいいと考える人も増え続けている。(番組ホームページより)

 私などはうつになってから、何事にも関心がなくなったというせいもあり、当然食べることにも興味が持てなくなった。目の前に出されれば食べるが、そうでなければ作るのも食べるのも面倒くさい。点滴やサプリメントだけで生きていけるのなら最高だと思っていた。(最近”過食”ぎみなのは、また別問題。)

 番組では、食事をとる環境が心に及ぼす影響がについて、少しとりあげていた。
 福岡の心療内科医・森崇先生によれば、うつなどで入院している若者のほとんどが、家族で楽しく食卓を囲んだ経験がないことが明らかになってきたそうだ。幼い頃に食卓でのコミュニケーションがなかったことが、対人関係をうまく築けない原因の1つになっていると考えられるという。
 はて、どうだろうと思った。私の家では、幼い頃は一家そろって食事をしていた。多少ケンカが多かったかもしれないが、食事はみんなで食べるとおいしいというのは知っている。それでも、私がこのようになってしまったのは、大人になって忙しく仕事をするようになって、1人で夕食を食べることが多くなってしまったからのような気がする。忙しい中1人で食べるぐらいなら、食べなくてもいいと・・・。

 食べ物と、生きることの結びつきは深い、と番組はいう。ゲストの料理家・辰巳芳子さんは、食に無関心な若者に対して、こんな事をおっしゃっていた。

 食べ物というのは、必ず自分の命を守るはずのものを食べてほしい。自分の命への手ごたえを必ず感じるはず。手ごたえというものは、自分の命を頼ること、信じることにつながる。あらゆる物事、人に対して信じられるということにつながっていく。
 この信じるという人間的なことがあって、初めて人間というのは希望が持てる。信じられることと希望が持てる中で、本当に愛するということを学んでいく。これぬきに人生は考えられない。

なんだか壮大な話になっていったが、とにかく食べることは、健康な心を作る上でも大切なことのようだ。

 私は心が治らないと食生活も治らないと思っていたのだが、番組を見ていたら、もしかしたら逆に食生活を改善することで心の健康を取り戻すことができるのかもしれないとも思った。私が食事をするために、どれだけの殺生がされ、どれだけの人の手を借りているのかを考えれば、『どうでもいい』などと思えなくなるだろう。頭ではわかっているのだが。・・・でもやはり食事は面倒くさい。まだ気力が十分ではないのかな。

増えた薬
 今日は精神科の通院日だった。抗うつ薬の副作用が怖いというテレビを見ていた私は、最近日中イライラがすると無性に何か食べたくなることを、主治医に言ってみた。もしかしたら、抗うつ薬の副作用なのかもしれないと思ったのだ。できれば抗うつ薬を減らしてもらいたかった。ところが先生の判断は逆で、安定剤が増えてしまった。不本意だった。
 たとえば今も私は、抗うつ薬の副作用の1つである”起立性低血圧”をおさえるために、昇圧剤を飲んでいる。副作用(と思われる症状)を抑えるためにさらに薬を飲むというのは、なんだか変な気がする。こんなことの繰り返しだったら、いつまでたっても薬が減らないのではないか。
 そう思う私は、焦りすぎているのかもしれない。

抗うつ薬の罠
 「テレメンタリー」という番組の『抗うつ薬の罠(わな)〜副作用1400日の闘い』を見た。

 いま、うつ病などの精神疾患の患者が300万人と急増する陰で、抗うつ薬の副作用の問題が指摘されているという。10年前の全日空機ハイジャック事件の犯人は、服用していた抗うつ薬の副作用による心神耗弱状態が認められ、死刑の求刑に対し無期懲役の判決が出たそうだ。

 抗うつ薬の多くは神経伝達物質を増やす働きがあるので、神経伝達物質が減少する事によって生じる不安感、不眠、頭痛、無気力といったうつ症状が改善される。しかし、抗うつ薬を多量に与えると神経伝達物質があふれて感情のコントロールが効かなくなる場合がある。これが自殺願望などの異常行動を起こすと考えられているようなのだ。

 杏林大学の田島治教授は、抗うつ薬という医薬品を、次のように説明する。

 抗うつ薬という言葉にごまかされてしまうけども、うつ病にだけ効いてるというのではなくて、あくまでも脳に作用している。恐怖感がなくなる。本来ご本人が持っていたそういう衝動のコントロールが悪くなる。

 抗うつ薬は諸刃の剣で、上手に使えば病気の治療にプラスになってくる。やはり慎重に使わないと、思わぬところに効果が出て、穏やかだった方が衝動的になったりする。お薬で解決すべきこととお薬で解決できない問題がある。全部うつという症状。医者のくすりの出し方があまりにも甘すぎる。


 私は、抗うつ薬のこうした副作用の面を、全く知らなかった。副作用といえば、めまいや震え、吐き気といった身体症状だけなのかと思っていた。
 そんな中、さらに番組でショッキングな報告を聞いた。4年前、大阪の19歳の男性が自殺をした。彼は中学1年からうつ病で、6年間抗うつ薬による治療をうけていたという。その抗うつ薬は、私も飲んでいる”アナフラニール”だったようだ。彼が自殺したあと、国は、『アナフラニールは24歳以下では自殺のリスクが増加』と、警告を出したそうだ。アラフォーの私には関係ない話かもしれないが、私は自分が飲んでいる薬の、こんな恐ろしい副作用のことも知らなかった。知らないで薬を多量に飲んでいるのは、怖いと思った。

 抗うつ薬の副作用に関する厚生労働省の見解は、以下のとおりとのこと。

 副作用による自殺や暴力が注目されている。症状悪化は治療過程で現れるので注意を払うこと。患者・家族と密接な連絡をとり、抗うつ薬を適正に用いるよう医療関係者に注意喚起している。


 現実には、医師が患者やその家族と密接に連絡をとるのはむずかしい。それでも、我々患者は自分自身を守るためにも、医師に薬の副作用について、もっと詳細に確認するべきだと思った。日々のちょっとした感情の起伏についても、医師にもっと報告するべきだと思った。

 私のように、よくわからずに安心しきって抗うつ薬を飲んでいる方もたくさんおられると思うので、警鐘を鳴らすために本記事をメモしておく。

戻れない
 病気が治っても、元の自分に戻れるわけではない。その事に気がついたら、涙が止まらなくなってしまった。だめだ。だめだ。何のために生きているのか、またわからなくなってしまった。これから生きていく目的が、またわからなくなってしまった。
 ただただ、みんなから置いてけぼりになったような孤独感と、「迷惑をかけてごめんなさい」という罪悪感でいっぱいになった。