スポンサーサイト
--.--.-- -- --:-- |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
男はつらいよ
2008.01.25 Fri 13:08 | 男はつらいよ | 映画
 昨日の深夜番組「アメトーーク」、『男はつらいよ芸人』が面白かった。その名の通り、あの国民的映画『男はつらいよ』を愛する芸人さん達が集合して、寅さん(渥美清さん)の魅力をひたすら語っていただけだったが。

 私は、あまりまともに『男はつらいよ』を見たことがない。だが、私の両親は最近、必ず寅さんを見ながら寝ると言う。寅さんを見るとホッとするのだと言う。自然と笑いがこぼれ、嫌な事があっても忘れられるのだと言う。母などは落ち込む私を見るたびに「寅さん見なさいよ。」と盛んに勧めるが、私は「古い映画じゃないの。」とイマイチ乗り気ではなかった。
 だが昨日の芸人さんたちの話を聞いて、また”オススメの名シーン”をいくつか見て、寅さんってカッコイイなと思った。寅さんは、粋で、純情で、人情味にあふれ、一本気で、男の美学を貫く頑固さを持つ。私を含め、今の日本人が失ってきたものを、全部集めたような人だ。めちゃくちゃカッコよかった。

 中でも、ペナルティのヒデさんが好きなシーンが印象的であった。それは、『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』の中での、甥の満男(吉岡秀隆さん)とのこんなやり取りだった。

満男 「おじさん、質問してもいいか?」
寅次郎 「あんまり難しい事は聞くなよ。」
満男 「大学へ行くのは何のためかな?」
寅次郎 「決まってるでしょう。これは勉強するためです。」
満男 「じゃ、何のために勉強すんのかな?」
寅次郎 「え? そういう難しい事を聞くなって言ったろう、おまえ。つまり・・・あれだよ。ほら、人間長ーい間生きてりゃ、いろんな事にぶつかるだろう。な。そんなときに俺みたいに勉強してない奴は、この振ったサイコロで出た目で決めるとか、その時の気分で決めるよりしょうがない。な。ところが勉強したヤツは自分の頭でキチンと筋道を立てて、はて、こういう時はどうしたらいいかな、と考える事が出来るんだ。だからみんな大学へ行くんじゃないか。そうだろう。久しぶりにきちんとした事考えたから、頭痛くなって来ちゃった。」

ヒデさん曰く、「なぜ勉強しなくてはならないのか。」という子供なら誰しもが一度は持つ疑問に真剣に答えてくれたのは、寅さんだけだったと言う。そしてヒデさんはこの映画を見て、受験勉強を乗り切ることができたのだそうだ。

 フラフラしている『フーテンの寅さん』だが、寅さんはいつも、人間としてはごくごく当たり前の事を、世間体も体裁も気にせず、正直に話しているだけなのだ。でも実はとても気配り上手な寅さんは、さりげなく場の空気を読んで、気付かれないように姿を消したりする。まさに人間としての美学。それが、今の私にはすごく魅力的に感じた。
 母の勧めに素直にしたがって、今度一回映画を見てみようかなと思った。

スポンサーサイト
銀色のシーズン
2008.01.09 Wed 09:49 | 公開予定前の映画 | 映画
 さっき朝の情報番組「とくダネ!」で、1月12日ロードショーのの日本映画「銀色のシーズン」を紹介していた。『東京から来たスキーのできない結婚間近の花嫁さん』がヒロインというストーリーはちょっとどうかなと思ったが、雪山でやりたい放題をしているという”雪猿”3人組のアクションが盛りだくさん。主役の瑛太さんは元モーグル全日本エース選手という設定。スタントは世界中から集められたトップスキーヤー達。ロケ地は私の第2のホームゲレンデ白馬。ついでに主題歌はコブクロ『White days』。

 すっかりスキーを引退してしまった私だが、昔を思い出すともう体がうずいてしかたない。元気だった頃、私もどちらかというと競技スキーではないフリースキーヤーだった。12月から3月まで、ほとんど毎週どこかのゲレンデに行っていた。SALOMONの1080という黄色い板でクルクル回って遊んでいた。板って今どうなっているんだろう?あんまり変わってないのかなあ。一番痩せてた時に新調したウェアだから、もう入らないだろうなあ。というか、今突然ゲレンデに行って昔のつもりで滑ったら、絶対に死にます。断言します。

 ああ”ぁ~滑りたくなってきた。でも体は一歩も外には出たくない。早く分身ロボットが欲しい。元気だった頃のあの自分に戻りたい。



 ただ、立ち入り禁止場所に入って滑るのはいただけない。それがきっかけになって本当に雪崩が起きて遭難する人が多いらしい。春スキーの白馬ではよく雪崩のニュースを聞くので、これからゲレンデに行かれる方はご注意を。

ペネロピ予告編
2008.01.05 Sat 12:11 | 公開予定前の映画 | 映画
 「王様のブランチ」を見ていたら、LiLiCoさんが、2月下旬に公開される映画『ペネロピ』の紹介をしていた。
 先祖にかけられた魔女の呪いのせいで、豚の鼻と耳で生れてしまった女の子ペネロピ。呪いを解く方法はただひとつ。名家の人間がペネロピに永遠の愛を誓うことだった。母は、世間の好奇の目から娘を守るため、ペネロピを死んだことにして、ウソの葬式を行った。以来、ペネロピは部屋に閉じこもり、呪いが解けるのを待ち続ける。18歳の誕生日を迎えるとペネロピは、呪いを解くために何人もの花婿候補と見合いをさせられるが、その度に彼らは叫び逃げ出していき、ペネロピはますます傷ついてゆく。
 私は予告編(※注意:音が出ます!)を見てドキっとした。

ありのままの自分を愛せたら--
愛する人にも、きっと出会える。

王子様の登場を待っているだけでは、女の子の”呪い”は解けない。過去は変えられないけれど、運命は自分で変えられる。ペネロピは決意した。家族から自由になり、自分の人生を思い通りに生きてみよう!ある晩、ペネロピはついに屋敷を飛び出した--

 私は豚の鼻を持って生れたわけではない。けれども私もコンプレックスの塊で、自分が嫌いで、母にあれこれと心配されて世話を焼かれてそれが窮屈で、どこかこの女の子と自分を重ね合わせて見てしまった。
 私には家族を捨てて飛び出すほどの勇気はないけれど、誰にも愛してもらえないと思ってしまうのは、親の敷いたレールの上から脱線してしまった「ありのままの自分」を愛せないからなんだなあと、改めて思い知らされた。せめて今の自分を許せたら、少しでも愛せたら、そして自由になれば、みんなの中にも飛び込んで行けるのかなあと、夢物語のように空想してみた。

ちょっとイイ話
2007.12.29 Sat 11:21 | リネージュ2 | オンラインゲーム
 あれから順調に、YouTubeで知り合ったアメリカ人男性と、メル友らしき交流を細々と続けている。彼からは、クリスマスディナーの話、テキサス地方のおいしい食べ物の話、鹿の料理の話、そんなアメリカ南部の文化を紹介するメールがくる。決まって最後には"Yummy!(うめぇ)" 食べ物ばっかりじゃないか!きっと彼はデブだ、と私は勝手に想像する。
 そして今回来た"A video i wanted to see if you've seen"というメールに、彼のお気に入りの動画のURLがあった。「すこし長いけど見るだけの価値はあるよ。気に入ってもらえるといいな。自分もやっているゲームのムービーなんだ。」と書いてあって、それは「LineageⅡ」のものだった。きっと彼はゲームおたくだ、と私はまた勝手に想像する。

 紹介されたムービーは、韓国の方が作ったもので、最初見たときは意味がよくわからなかった。途中で少し飽きて、見るのをやめてしまった。だがせっかくだからともう一度見てみたら、「LineageⅡ」を舞台にキャラクターが役を「演じて」いる、『無声映画』であることに気づいた。

「Farewell! My Friend」 
 いつもヒトリボッチだったピンク髪のポニーテールの女の子。そんな彼女を見つけて、やたら絡んでくる元気なおさげの女の子が現れた。初めは逃げ回るポニーテールの子。私自身も、一人遊びが大好きで、そんな時に親切そうに近づいてくる子が苦手なタイプなので、すごく気持ちわかるなあと思いながら見ていた。本当は、誰かに構って欲しくて、存在に気づいてほしくてたまらないに。
 だが、それを知ってか知らずか、諦めずにいつもいつも声をかけてくれるおさげの子に、ようやく心を開き始めたポニーテールの女の子。それからは楽しい毎日が始まる。
 しかしある日・・・・


ストーリーの後編はこちら。
You are no more all alone....『きみはもうひとりぼっちなんかじゃない』


ちょっとだけイイ話。

嫌われ松子の一生
2007.12.24 Mon 20:46 | 嫌われ松子の一生 | 映画
 少し気分を変えようと、DVDを借りて見た。借りたDVDは、中谷美紀さんが今年の日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を取った「嫌われ松子の一生」だったのだが、これが大失敗だった。

 山田宗樹の原作は、松子の不幸な人生を明るく描いていたが。この映画版はさらにポップで前向き。不幸な人生も、見方を変えればドラマチックですばらしいという人生賛歌に変えていく。だから観ていて爽快なのである。(Amazonの商品の説明より)

前向きだというから借りたのに・・・。途中から私の号泣は止まらなくなって、パニックに陥った。

 松子に不幸が連続して訪れる原因は、私から見れば、そもそも松子の生い立ちにある。父親が病弱な妹ばかりを可愛がっていたため、なんとか自分の方も向いてもらおうと、父に笑ってもらおうと、父に愛されようと、一生懸命『変な顔』をして父を笑わせていた松子。それから周りの空気を読み、とにかくその場をうまく切り抜け、周りが幸せなら私も幸せという生き方しかできなくなってしまった松子。
 彼女は、明るく振舞って人に尽くして、そして捨てられるたびに自分がボロボロになり、どうすれば愛されるのかわからなくなっていたのだろう。彼氏に殴られても殴られても「独りぼっちよりはまし」と笑って我慢する松子。「俺は松子を離さない」という彼氏に「もう一度言って」「もう一度言って」「もう一度言って」「もう一度言って」しつこい松子。苦しいよ。辛いよ。

 確かにテンポがよくて飽きないし、出演者も豪華だし、中谷美紀の演技もよかった。が、私はもう、小さな頃の思い出シーンから泣きっぱなしだった。自分の事のようで、見ていられなかった。うつ病、ボーダー、アダルトチルドレンの人には決してオススメできない映画だと思った。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。