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万物は渋滞する
 私は交通渋滞が好きである。運転中のドライバーとも、やっとゆっくり話ができる時間。お話をするのが大好きな私は、そうした時間を与えてくれる交通渋滞が好きである。だが人ごみは嫌い。並ぶのも嫌い。せっかちとかではなく、人が大勢いるところが苦手だからだ。

 はいどうも。毎週火曜日の夜は、「爆笑問題のニッポンの教養」ウォッチャーの私である。
 今日のテーマは「万物は渋滞する」で、東京大学の渋滞学・西成活裕准教授のお話であった。
 タイトルどおり、渋滞は車に限ったことではなく、人の行列、アリの行列、鳥の群れ、魚の群れ・・・何にでも発生するらしい。そして、その渋滞を解消する方法は、とにかく流すということ。バイパスを作ってもいい。障害物を置いてもいい。殺到させずにとにかく流すことだそうだ。逆に言うと、自ら渋滞を回避するためには、少し先の流れを読め、ということなのだ。

 途中で、爆笑問題の太田さんが、「鳥の群れとか魚の群れとかが、一瞬にして群れでブワっと動くのが不思議。群れで1つの人格なんじゃないの?と思ったりする。」と言いはじめた。あるある。あたかも大きな魚のように、群れで動く魚たち。「人間社会も、もしそれが1つの大きな群れなのだとすると、勝手な事をしないように、集団心理というか、群れを成す生活に慣れておかなければならないのではないか?」という疑問をぶつけ始める太田さん。
 最近「KY(空気読めない)」という言葉がはやっている。だが「空気を読めないヤツは、それが個性だったりする。逆に空気を読める人は、魚の群れと同じで、ある意味で没個性だ。」と、爆笑問題と西成准教授の間で、意見は一致する。そんな先生が、集団心理みたいな研究をしているのが面白い。

 すると、自身も人ごみが大嫌いという西成准教授は言う。「管理されている感じは嫌。みんなが自由に活き活きと個性をもった渋滞解消がおもしろいのだ。」と。

バラバラだから人間は面白い。
日本人よ、空気は読むな。流れを読め。

 私はこの意見には賛同できない。今の日本には、空気を読まない人が多すぎるからだ。「空気を読んで、流れを掴め!」と言いたい。
 あと西成先生、私の楽しい渋滞の時間を取らないで欲しい。「渋滞だから遅くなる」というウソ電話が使えなくなるではないか。

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