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キミはともだち
2007.10.25 Thu 11:57 | ネット依存症 | 心と身体
 1日中ブログのカウンターとにらめっこしていても孤独感を埋めることはできず、結局MSNメッセンジャーをインストールしてしまった。本当に意思の弱い私を笑って欲しい。そしてこのブログで以前「ネト彼」と呼んでいた人、夜その人といろいろ今思うことなど話をした。

 ここで誤解を解いておかなければならない。その人の事を仮にも「ネト彼」と呼んでいたのは他に当てはまる言葉がなかったからで、一般的に言われているような「ネットを介して知り合い恋愛関係にある彼氏」ではない。ただ色々なゲームを気兼ねなく一緒にできる、最も仲のいいネト友が男の人だったので、便宜上そう呼ばせてもらっていたのだ。これが誤解を呼んでいたのかもしれない。まずこの事で、たぶん彼には迷惑をかけていたと思う。そして周りの友達にも、そのせいで誘いにくくさせていただろうと思う。本当にごめんなさい。これからは反省し、普通に「ネト友」と呼ぶ事にする。

 前にも書いたが、私は本当は人見知りで、人付き合いが苦手だ。オンラインゲームだって、みんなであちこち冒険にいったり戦ったりするより、一人でコツコツとなにか作業をしているのが好きだ。そのペースを解ってくれている人でないと、たぶん私が振り回されて疲れて、精神的にまいってしまうのだ。
 したがって、オンラインゲームをやる時も、1人か、あまり気を使わないですむ人と2人で行動するのがとても気楽だった。だからつい、一緒にいてくれる事の多いそのネト友に甘えてしまっていたのだ。彼は本当はもっとみんなで遊びたかったと言う。その気持ちはすごくわかった。私はこれまで自分の事しか考えていなく、その事に全く気付いていなかった。申し訳なかった。もう束縛はしない。

 そしてオンラインゲームで知り合った仲間たち。確かに「仲間」と呼べるのだが、それはあるゲームの中での「仲間」だった人たちというだけであって、今は特にみんなで同じ1つのゲームをしている訳でもない。また基本的に『来るもの拒まず去るもの追わず』。ルールや束縛がある団体ではないし、出入りも激しいし、人が一人いなくなったって「最近こないね」で終わる話だ。「何言ってるんだ!仲間だろう!」なんて、いくら理想論をならべたって、現実はいなくなった人を探し出して力ずくでも連れ戻す・・・なんて見たことがない。結局はメンバー1人1人が、その団体にまぜてもらいたいのなら自分で入れば?というだけだ。ネット上の仲間なんてそれでいいのではないか。
 しかし特に女性。女性はコミュニティー(社会)を大事にする生き物だ。そしてネットでは、それはチャットの言葉により培われる社会である。女性は、自分の属する社会における自分の役割を見つけてそれぞれで分担し、その中に安定した「居場所」を持ちたがる。その「居場所」がなくなった事を敏感に感じ取ったとき、社会の人数が多ければ多いほど、みんなが楽しそうに振舞えば振舞うほど、どれほどの孤独を感じるであろうか。その絶望感を、男性は考えてみた事があるのだろうか。

 私が今「うつ病」という脳の病気を患っているせいで、ネガティブ思考なのは認める。だがパッと見た感じ、さし当たって今の私に求められている役割はないように感じる。今の私の居場所はないように感じる。さて何をしようか。どこへ行こうか。別に拒んでいる訳ではないので、何か用があったら呼んでくれれば駆けつけるとは思うが・・・・

 そういえば昨日、その仲良しのネト友から個人的にいいニュースを聞いた。本当におめでとう。唯一気がかりに思っていた事だったので、自分の事のように嬉しかった。
 平井堅の「キミはともだち」をネト友に送る。どうせここ見てないから伝わらないけどね。


キミはともだち Music & Lylic by Ken Hirai

君が笑った 僕もつられて笑った
映し鏡みたいだ 君はぼくのともだち
君が怒った 僕も負けずに怒った
子供のけんかみたいだ 君はぼくのともだち
僕がさびしいときは あとすこしつきあって
うまく話を聞いてくれないか
君の声だけが こころを軽くする
ただあいづちを打ってくれるだけで

 そんなこんなでネト友と1時間以上話をし、結論として出た答えに私はお茶を噴いた。私が「やっぱり私いないほうがいいね」と言おうとした瞬間、彼は「戻ってきて楽しく遊びましょうよ」。全くもって話がかみ合っていなかったわけで。

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しっぽのハゲ
2007.10.25 Thu 10:15 | フェレット | ペット
SIMG_1178.jpg 気がかりな事がある。フェレットのどんぐりちゃんのしっぽの先が、豚のしっぽのようにハゲてきてしまったのだ。豚のしっぽを見たことがないが、きっとこんな感じなんだろうと思う。
 お尻の周りの毛が脱毛してしまい、副腎腫瘍を発見して摘出手術したのは、今年の5月末の事だった。摘出は左の副腎だったが、副腎は右側にもある。右側の副腎は大動脈のそばにあり、摘出手術が難しいという話だ。あれから5ヶ月。また副腎腫瘍だったらどうしよう・・・・

 ネットをいろいろ調べていたら、そろそろ冬毛に生え換わる時期だという事に気づいた。上手く生え換わっていないだけなのかもしれない。よくみると黒いブツブツができていて、いわゆる「皮脂づまり」も見られた。バイトで栄養をとってあげて、シャンプーのときにしっぽをきちんと洗ってあげて、もう少し様子を見ようと思う。

 昨日の夜、とりあえず水でゴシゴシとしっぽを拭いてあげた。フェレットのしっぽからは、このうえなく上品な香りがする。ゴシゴシしたらプーンといい臭いが手について、幸せな気分になった。クサイと言う人もいるが、癖になるとこれがたまらない。一般的には「麝香(じゃこう)」の臭いと言われるが、時にお花畑のような、時にフルーツ消しゴムのような、そして時に正露丸のような臭いがする。たまになぜか、キャベツの臭いがすることも?!
 この臭いは、一匹一匹微妙に違うようで、フェレット同士はまずお尻の臭いをかいで、相手が誰かを識別しているようだ。人間に対しても、汗の出やすいところ、たとえばひじの裏やひざの裏などをクンクン嗅いでくる。どんぐりちゃんは、私の右手のひじの裏がお気に入りのようで、しょっちゅう舐めてくれるし、興奮してくると噛んでくる。これもきっと愛情表現なのだと思って、我慢しているのだが。
 早く冬毛よ、生えてこーい!!