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2007.11.16 Fri 17:37 |
うつ病(鬱病)、メンタルヘルス |
心と身体
外出から帰宅してみたら、めまいがひどいし、前の記事には変なマルチポストはついてるし、もうぐったりである。今日は母と姉とランチを食べた。母の機嫌がすこぶる良く、おしゃべりもはずんでとてもホッとした。母が笑うと私も笑う。みんなで笑う。いつもこうだったらいいのに。時々怖くなってしまうのは、私の勘違いだったのかなと錯覚してしまう。
それから、心療内科も併設している内科に『貧血検査』の結果を聞きに行った。貧血は治っていたのだが、今度は中性脂肪値が高い事(=運動不足)を指摘され、最近はうつ病がぶり返してほとんど寝ているという話になった。私が「ロクに家事もできない自分が、病気なのか怠けているだけなのかわからなくて、周りの人に申し訳なくて仕方ないんです。」と訴えたら、先生が「そんな風に考えるなんて、随分と自分に厳しいんですね。」と、微笑みながら言った。
そう、思い出した。私はもともと自分に厳しいのだった。そして自分で立てたスケジュールにのっとって、そこから踏み外す事なく20年やってきたのだ。それが思い通りに行かなくなって、いつの間にか私は体調を崩してしまったのだった。
「だって何もしていないのに、生きている資格なんて・・・」と言いかけた私に、先生が「そういう風に考えるのが典型的なうつ病ですから。無理して家事をしようとか思わなくていいですよ。」と優しく声をかけて下さった。最後には「あんまり自分を責めないで下さいね。」とまで言って下さった。私はまた泣いてしまった。最近、ちょっとでも優しい言葉をかけてもらうと、すぐ泣いてしまう。
帰り道、気の早い街の通りには、クリスマスツリーが飾ってあった。トボトボ歩いていたら、銀色の柱に私の顔が映った。一瞬誰だかわからなかった。その顔は生気がなく、頬がこけ死相が出ていた。大丈夫かなワタシ。笑ってワタシ。
それから、心療内科も併設している内科に『貧血検査』の結果を聞きに行った。貧血は治っていたのだが、今度は中性脂肪値が高い事(=運動不足)を指摘され、最近はうつ病がぶり返してほとんど寝ているという話になった。私が「ロクに家事もできない自分が、病気なのか怠けているだけなのかわからなくて、周りの人に申し訳なくて仕方ないんです。」と訴えたら、先生が「そんな風に考えるなんて、随分と自分に厳しいんですね。」と、微笑みながら言った。
そう、思い出した。私はもともと自分に厳しいのだった。そして自分で立てたスケジュールにのっとって、そこから踏み外す事なく20年やってきたのだ。それが思い通りに行かなくなって、いつの間にか私は体調を崩してしまったのだった。
「だって何もしていないのに、生きている資格なんて・・・」と言いかけた私に、先生が「そういう風に考えるのが典型的なうつ病ですから。無理して家事をしようとか思わなくていいですよ。」と優しく声をかけて下さった。最後には「あんまり自分を責めないで下さいね。」とまで言って下さった。私はまた泣いてしまった。最近、ちょっとでも優しい言葉をかけてもらうと、すぐ泣いてしまう。
帰り道、気の早い街の通りには、クリスマスツリーが飾ってあった。トボトボ歩いていたら、銀色の柱に私の顔が映った。一瞬誰だかわからなかった。その顔は生気がなく、頬がこけ死相が出ていた。大丈夫かなワタシ。笑ってワタシ。
おととい放送していた「探査機“かぐや”月の謎に迫る~史上初!「地球の出」をとらえた~」という番組を見て、不覚にも泣いてしまった。月から見る地球があまりにも美しかったから。
左の写真は、今年の9月14日に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」から撮影したハイビジョン映像「日の入り」ならぬ「地球の入り」の映像だ。(クリックで拡大)
地球ってなんて美しい星なんだろう。青と白、そしてうっすら見える大陸の緑と茶色。この中の一箇所に私が生きているなんて、とても信じられない。アポロの宇宙飛行士たちは、みな遠くから地球を見て価値観・宗教観が変わったと言うが、本当にこれは神のなせる業でしかありえないと思うほど美しい。
不謹慎ながら、ふとFREEDOMというアニメを思い出した。23世紀の人類は月面のクレーター都市に移住しているが、地球は滅んだと教えられている若者達がひょんなことから地球を見てしまい、地球を夢見て冒険する話だ。こんな地球を見てしまったら、行きたくなるだろうなと思った。
動画の方もYouTubeから拝借。でも本家サイトの元動画の方が画質がきれいなので、興味のある方は是非そちらをご覧いただきたい。(「地球の出」と「地球の入り」)
特に後半の沈み行く地球が美しい。南極が上にある。オーストラリアが見慣れた地図とは逆さまに見えるのがわかる。
途中でところどころ見えるクレーターに、たまに火山噴火の後みたいな小山が見えるところがある。噴火のあとかと思ったら全然違うという。これは、隕石の衝突によって作られたクレーターに、その余波で中央に突起ができたものらしい。いわば「ミルククラウン(水滴の落下によってできる王冠)」の形成後と同じだそうだ。なんとも不思議。
それにしても「かぐや」のデザイン、これもうちょっとどうにかならなかったのか。いかにも日本の技術者が「えいや」で作った箱だ。軽量化とか機能性とかを重視して、それぞれのパーツをくっつけただけなのだろうが、適当に試作した筐体がそのまま実用化されたようにしか思えない。もうちょっとおしゃれに作れなかったのか。適当に作るにしたって、日本のエンジニアはその辺の美的センスが欠けていて困る。
いやはや月から見た地球もきれいだが、番組でコメンテーターのどなたかも言っていた。逆に「もし月がなかったら空を見上げても味気ないだろうな」と切に思う。月は地球と共存関係みたいなものだ。そこにあって当たり前なのだが、月のない世界なんて考えられない。満月に餅をつくうさぎを見て、本当にそこにうさぎが住んでいると思っていた幼い頃。遠く離れた恋人や友人とも、同じ月を見ていると思えるから繋がっていると感じる気持ち。悲しい夜も寂しい夜も、変わらずに輝く月を見るとホッとする安心感。
そう、いつも同じ場所で、つかず離れず輝きながら見守りつづけるって、本当にすごくすごーく大切な存在だ。私はそんな月になりたい。

地球ってなんて美しい星なんだろう。青と白、そしてうっすら見える大陸の緑と茶色。この中の一箇所に私が生きているなんて、とても信じられない。アポロの宇宙飛行士たちは、みな遠くから地球を見て価値観・宗教観が変わったと言うが、本当にこれは神のなせる業でしかありえないと思うほど美しい。
不謹慎ながら、ふとFREEDOMというアニメを思い出した。23世紀の人類は月面のクレーター都市に移住しているが、地球は滅んだと教えられている若者達がひょんなことから地球を見てしまい、地球を夢見て冒険する話だ。こんな地球を見てしまったら、行きたくなるだろうなと思った。
動画の方もYouTubeから拝借。でも本家サイトの元動画の方が画質がきれいなので、興味のある方は是非そちらをご覧いただきたい。(「地球の出」と「地球の入り」)
特に後半の沈み行く地球が美しい。南極が上にある。オーストラリアが見慣れた地図とは逆さまに見えるのがわかる。


いやはや月から見た地球もきれいだが、番組でコメンテーターのどなたかも言っていた。逆に「もし月がなかったら空を見上げても味気ないだろうな」と切に思う。月は地球と共存関係みたいなものだ。そこにあって当たり前なのだが、月のない世界なんて考えられない。満月に餅をつくうさぎを見て、本当にそこにうさぎが住んでいると思っていた幼い頃。遠く離れた恋人や友人とも、同じ月を見ていると思えるから繋がっていると感じる気持ち。悲しい夜も寂しい夜も、変わらずに輝く月を見るとホッとする安心感。
そう、いつも同じ場所で、つかず離れず輝きながら見守りつづけるって、本当にすごくすごーく大切な存在だ。私はそんな月になりたい。
2007.11.16 Fri 00:06 |
うつ病(鬱病)、メンタルヘルス |
心と身体
今日は頑張った。自称ひきこもりの私が頑張ったなんて言っても、当然ネットでの話だ。
何度もイライラしそうになったけど、その場から立ち去りたくなったけど、逃げないで事実とちゃんと向き合おうと思った。声に出して「怒っちゃだめ。私はここにいるだけ。」と言い聞かせた。頭の中を空っぽにした。何も考えないようにした。本当に頑張ったんだ。でも途中から、何のために自分を叱咤激励して頑張っているのか、よくわからなくなった。
あと何人かに「そんなに意地をはるな」のような事を言われのだが、私そんなに意地をはっているように見えるのだろうか。だとしたら、自分を涙から守るために、無意識に壁を作っているのかもしれない。自分の惨めな姿を晒さないための、最後のプライドなのだろう。でもこれも、何のためなのかよくわからない。
最近ようやくワンワン泣かなくなった。体のだるさもだいぶ取れてきた。だが、ここ数日の早朝覚醒と激しい胃痛が気になる。自分の気持ちを押し隠すことで、明るく振舞うことで、実は自律神経が悲鳴をあげているのかも知れないと思う。それならそれでいいや。また倒れてしまえばいい。
明日は母と姉と遊びに行く予定にしている。外に出ることを考えると今から少し憂うつ。
何度もイライラしそうになったけど、その場から立ち去りたくなったけど、逃げないで事実とちゃんと向き合おうと思った。声に出して「怒っちゃだめ。私はここにいるだけ。」と言い聞かせた。頭の中を空っぽにした。何も考えないようにした。本当に頑張ったんだ。でも途中から、何のために自分を叱咤激励して頑張っているのか、よくわからなくなった。
あと何人かに「そんなに意地をはるな」のような事を言われのだが、私そんなに意地をはっているように見えるのだろうか。だとしたら、自分を涙から守るために、無意識に壁を作っているのかもしれない。自分の惨めな姿を晒さないための、最後のプライドなのだろう。でもこれも、何のためなのかよくわからない。
最近ようやくワンワン泣かなくなった。体のだるさもだいぶ取れてきた。だが、ここ数日の早朝覚醒と激しい胃痛が気になる。自分の気持ちを押し隠すことで、明るく振舞うことで、実は自律神経が悲鳴をあげているのかも知れないと思う。それならそれでいいや。また倒れてしまえばいい。
明日は母と姉と遊びに行く予定にしている。外に出ることを考えると今から少し憂うつ。
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