fc2ブログ
寄り目
2007.11.21 Wed 17:48 | エッセイ | 小説・文学
 本当にどうでもいい話なのだが、テレビを見ていて最近とても気になっている事がある。どうして今の芸能界は、寄り目の女性タレントばかりなのだろう。寄り目でなければ美女にあらず、の風潮なのだろうか。いわゆる内斜視なのだと思うが、寄り目だとかわいく見えるからズルい。ちょっとキュートな小悪魔みたいな感じさえする。

 タレント名鑑を見ていて気になった人気女性タレント。いや、特に意味はない。みなさんきれいですね。
(出典:日本タレント名鑑 by Yahoo!

yorime.jpg ちなみに最近のオンラインゲームも、たいていの女性キャラは寄り目である。
 それとも私があまり知らないだけで、もしかして今どきのアニメのヒロインは皆そうなのかも知れない。

 なぜ私がこんな事を気にしているのかと言うと、私自身がたまーに外斜視気味になるときがあるからだ。フラッシュONにして写真を撮ると、目が片方だけ目が赤くなったりする。遠視だからであろうか。関係ないかな。外斜視だと、なんとなくバカっぽく見えるから嫌だ。努力していれば普通になる程度なので、努力すればいいのだけれど、気を許すと危ない。もう眠くて仕方なくて意識朦朧としている時なんて、絶対ヤバイ。

 このブーム、一過性のものなのだろうか。謎だ。その点、ケータイで写メを撮ると、自然と寄り目になるから良い。少しかわいく見える。ああそうか、写メとかプリクラがもたらした文化なのかもしれない。きっとそれだ。

スポンサーサイト



独り言を届けて
2007.11.21 Wed 10:42 | ネット依存症 | 心と身体
 初めに断っておく。これから書く事は独り言なので、抽象的でわかりにくいと思う。深読みせず気にしないで読み飛ばして欲しい。

 冷静になって離れて考えてみると、悪いのはやっぱり私の方だった。きちんと向き合ってくれようとしていた時期に、はぐらかしてちゃかしていてのは私。思わせぶりな態度をとりながら、ネットだけならいいよねと勝手に定義を決めていたのも私。あなたが離れそうになると、どうせいつか捨てられるならと、先にいなくなったのも私。どれをとっても私が悪い。しかも自分の中で勝手に一人で葛藤して、突然結果をだすものだから、あなたにとってはチンプンカンプンだったのであろう。もう今となっては私は、面倒くさいから関わりたくない人の一人になってしまったのであろう。これも全部妄想だと言われるだろう。そう思われる事はとても辛いが、これが私に対する罰なのであろう。

 前にも何度も書いたが、女性にとってネットやオンラインゲームは、コミュニケーションツールとしての役割が大きい。純粋にチャットがしたいだけではない。純粋にゲームがしたいだけではない。あれだ。恋人のいる女性は、結婚している女性は、ネットで男性と仲良くしちゃあいけないのだろうか。きっといけないのだろう。そうだいけないのだ。きっとね、純粋に遊びたいだけの男性とは意味合いが違うのだ。
 ごめんなさい。本当にごめんなさい。寂しさを埋めるために、不安を紛らわせるために、ネト友に頼りすぎてごめんなさい。顔が見えない分、言いたいことを何でも言えた。優しいことも言えた。無責任に励ます言葉もポンポン出てきた。それは私の理想の女性像だった。

 それでも、その時々の気持ちは本当だった。私はネットの中で一人の人格として、懸命に生きていた。心から笑ってほしかった。元気になってほしかった。生きる力を持ってほしかった。それだけは解って欲しい。理解できないかもしれないけど。
 本当に迷惑をかけた。あなたの人生に対して迷惑をかけた。ごめんなさい。

藍坊主の「ウズラ」という曲・・・私はピッピ。

ウズラ Music & Lylic by 佐々木健太

僕の名前は ピッピと言います 茶色い羽をパタパタさせて
あなたを笑顔にしたい ただそう願います
喜ぶ力 笑える意味を 愛しさの中 感じる事を
いつか冷たくなる前に 届けたいのです

でも、こんな風に最後までいい人でいたい私が大嫌い。

よく頑張りました
2007.11.21 Wed 09:59 | ひとりごと | 心と身体
 昨夜は、ぬるめのお風呂にスウィートオレンジを数滴垂らしてゆっくり入り、睡眠薬を2種類飲んでから、ラベンダーのアロマをたきつつ眠くなるまでストレッチをして、朦朧としながら布団に入ったら、おかげさまでゆっくり眠ることができた。少し朝起きるの早かったが、途中で起きることはなかった。まあ多少の早朝覚醒ぐらいは「早起きはいいことだ」と思うようにしよう。朝起きてからは、太陽の光をたくさん浴びて、すぐに朝食を取った。これで体内時計をリセットするのだ。
 考えられること出来ることは全部した。我ながら頑張った。こんなに睡眠に気を使っている人もいないだろうと思うぐらい頑張った。逆に何事も完璧主義な私に、少し疲れてしまった。

 ところが。朝おきたらまたしても喉が痛い。鼻の奥も痛い。左の肺も痛い。背中も痛い。節々がだるい。風邪のぶりかえしだろうか。やったー。今日はまた寝て過ごそう。洗濯も掃除も全くしていない。ここだけの話だが、しばらく外出もしていないのでここ数日は顔も洗っていない。
 見ない見ない・・・気にしない気にしない・・・でも天気がいいから洗濯だけしようかな。誰か干してくれないかな。

人類の明日は晴れか
 今週ももちろん、「爆笑問題のニッポンの教養」を見たので、レビューする。テーマは「人類の明日は晴れか雨か?」で、ゲストは気象学者の高薮縁教授。ノーベル平和賞にも貢献した女性化学者だ。
 高薮教授の専門は、大気のエネルギー源ともいえる『熱帯の気象』である。熱帯は地球の中で最も空気が暖められる場所。暖かい空気は軽いので上昇し、地上10kmあたりで南北に広がり、周りを暖めながら地面にもどっていく。こうして地球の大気はかき混ぜられて、熱帯で受け取ったエネルギーが地球全体にいきわたる。これにより地球は生命が育まれるためのちょうど良い温度を広い範囲で保っているのだそうだ。

 高薮教授は、広辞苑10億冊分にも相当する膨大なデータと格闘しており、いろいろな現象を発見した。例えば、「雨雲の群れが生まれては消えながら、ちょうど一ヶ月間で赤道を一周する旅をしている」という大発見をしたそうだ。これも予測していたわけではなく、ひたすら図をかいているうちに「これはなんだ?」と気づいたという。
 私は、実に女性らしい緻密な作業だと思った。私もデータ解析が大好きである。実験結果をまとめてデータにしグラフ化する。女性にしてみたら、そんな単純作業の繰り返しなんて朝飯前だ。ビジュアル的に美しく仕上げるのも苦にならない。それが男性に言わせれば、「そんな面倒くさい事よくやるな」「作業がはやいな」「絵にしてみるとよくわかるね」と、びっくりされる事が多かった。やはりこの手の作業は女性が向いているのだろうなと、関係ない事を思いながら見ていた。

 気象といえば、今どうしても気になる『地球温暖化』問題。爆笑問題の太田さんは、なんでも疑ってかかるその気質どおり、この問題に対しても盛んに疑問をぶつけていた。
 まず「地球温暖化って言うけど、地球の歴史の中の気候の波の一部なんじゃないの?」 これに対して高薮教授は、自信を持って「この100年の地球の暖まり方を見ると、グラフを見てもわかるように、人間の影響だと言えます。」と断言しておられた。
 しかし次の疑問、「昔のように自然を元に戻すことは、逆に地球にとっては別の対応を強いることになっちゃうんじゃないの?それは人間にとってはいいかもしれないけど地球にとってはどうなの?」この疑問に対して、高薮教授はキッパリした名言ができていなかったように思える。「ただ言えることは、自然を戻してやることは、一番はやはり人間の幸せを大事にするという目的のため。その次には、他の生物全体にとって急速に物事が変わるのは幸せではないから。」とだけおっしゃっていた。

 そしてやはり、「科学者は一つ一つの因果関係を明らかにしていかないとモノがわかったことにならない。データと証拠を出す事が大事。」と言っておられた。今まで出演されたどの科学者の方々も同じ。人間は客観的な観察者でしかありえないという事であろう。
 例えば「猫が顔を洗うとき、耳まで洗ったら雨」という言い伝えも単なる仮説でしかなく、仮説はデータをそろえて証明できなければダメで、科学の中には残せないのだという。猫ちゃん残念。こうなったら私が猫を100匹ぐらいかって、ひたすらデータを集めてみようか?

 収録後、高薮教授からメールが届いたという。

あの日の深夜、帰りの車を運転しながら、つらつら思ったことがあります。人間の生活を元に戻すのは社会も人口も変わってきてしまっているので、無理だと思います。私たちが目指さなければならないのは、科学技術の力も加えた、新しい解を見つけることなのではないかと思うのです。

収録中は激しい議論を避け、人当たりがよく、最後まで女性らしい気配りのある教授であった。