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昨日の「一期一会 キミにききたい!」『夢と現実の話@21歳 決断の春』について。
今回の悩める若者は看護学校を卒業したばかりの宮川万裕子さん(21)。宮川さんは、マンガ家という夢への思いと、親を安心させたいという気持ちの間で迷い、進路を決断できないでいた。
相談相手は2人いた。銀行員を辞めてフリーカメラマンになった黒澤めぐみさん(25)と、プロサッカー選手という夢をあきらめて電器メーカーの技術者になった小長井悠平さん(20)。夢を追うかあきらめるか、対照的な決断をした2人から話を聞いて、宮川さんはどう思うのか。
1人目の黒澤さんは、本当にエネルギーに溢れた人だと思った。こうと決めたら目標をしっかりたてて、それに向かって真っ直ぐに行動する。周りのことばかり気にしてしまう私には決して真似ができないし、宮川さんも感想をこう述べた。
私は2人目の小長井さんの姿勢に強く惹かれた。小長井さんは、サッカーの名門・清水商業サッカー部でゴールキーパーとして3年間がんばった。
けれども高校2年生の終わり、進路を考えるにあたって、高校3年の夏のインターハイで自分が結果を残さなければ、プロをあきらめようと期限を作ったそうだ。そして、自分で納得をして、きっぱりとプロへの道はあきらめた。
こういう人がいると、とても勇気付けられる。夢をあきらめることは、必ずしもマイナスではない。一分一秒を大切にして全力でやっていたなら、それは既になにかを成し遂げた事と同じなんだと思えた。そこに挫折なんか存在しない。
一週間後、宮川さんは東京に引っ越すための準備をしていた。『一度全力で漫画を描いてみたい』という宮川さんの決断を、お母さんも応援してくれたのだそうだ。
がんばれ宮川さん!
今回の悩める若者は看護学校を卒業したばかりの宮川万裕子さん(21)。宮川さんは、マンガ家という夢への思いと、親を安心させたいという気持ちの間で迷い、進路を決断できないでいた。
相談相手は2人いた。銀行員を辞めてフリーカメラマンになった黒澤めぐみさん(25)と、プロサッカー選手という夢をあきらめて電器メーカーの技術者になった小長井悠平さん(20)。夢を追うかあきらめるか、対照的な決断をした2人から話を聞いて、宮川さんはどう思うのか。
1人目の黒澤さんは、本当にエネルギーに溢れた人だと思った。こうと決めたら目標をしっかりたてて、それに向かって真っ直ぐに行動する。周りのことばかり気にしてしまう私には決して真似ができないし、宮川さんも感想をこう述べた。
それを不思議そうに見つめる黒澤さんは、きっぱりと言った。私にないものを持ってるなって、すごい感じました。いろんな事を考えすぎてる私がダメなんですけど、自分の事だけじゃなくて、他も考えて追っかけられないかなとか、両立もできないかなとか考えちゃう。
自分がやるって決めたらまっすぐにできる姿を見て、とても羨ましいなって思いました。
という黒澤さんの言葉が、胸にささる。決めるってのが一番大切だと思う。気づいたら漫画家になってるってことは絶対ないと思うから。
私は2人目の小長井さんの姿勢に強く惹かれた。小長井さんは、サッカーの名門・清水商業サッカー部でゴールキーパーとして3年間がんばった。
けれども高校2年生の終わり、進路を考えるにあたって、高校3年の夏のインターハイで自分が結果を残さなければ、プロをあきらめようと期限を作ったそうだ。そして、自分で納得をして、きっぱりとプロへの道はあきらめた。
小長井さんは、もともと模型作りが好きで、就職してすぐに物づくりという仕事に大きなやりがいを感じ始めた。昨年は、若手技術者の腕を競う技能五輪の選手として全国大会で1位を獲得、日本代表として国際大会に出場まで果たしたという。夢をあきらめずに3年間やって、間違いなく自分のサッカー人生の中で成長したなと思ってるんで、3年間努力してきたことには本当に意味があったとは思ってます。
プロになれなくても得たものはたくさんあったんで、他の道で活かしていけば必ず輝くんじゃないかと思って、新しい道を選びました。
こういう人がいると、とても勇気付けられる。夢をあきらめることは、必ずしもマイナスではない。一分一秒を大切にして全力でやっていたなら、それは既になにかを成し遂げた事と同じなんだと思えた。そこに挫折なんか存在しない。
一週間後、宮川さんは東京に引っ越すための準備をしていた。『一度全力で漫画を描いてみたい』という宮川さんの決断を、お母さんも応援してくれたのだそうだ。
がんばれ宮川さん!
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