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隣の会話
 昨日の夜、彼と外食をしていたら、隣のテーブルに奥さんたちの団体さんがいた。子供の受験の話で持ちきりのようだった。そのうち、『うつ病』という会話が聞こえてきたので、私はなんとなく耳をすませて聞いていた。

「○○さんが、うつ病だとか言うからさぁ・・・」
「大丈夫。本当にうつ病の人は自分で『私うつ病です』なんて言わないから(笑)」
  :
「でもあの人暗いのよね。何にも話してくれないし。」
「相談とかしてくれればいいのにね。」
  :
「誰だって多かれ少なかれうつ病のところあるわよねぇ。」
「私だってそうよ。気分がハイになったり落ち込んだりするわよ。」
「あるある(笑)」
  :
「もっと趣味を持つようにしないとダメよね。」
「そうそう、何も考えずに打ち込めるような趣味があればいいのよ。」

ものすごい勢いで会話が進んでいた。私は「違うよ、そうじゃないんだよ。」と席をたって叫びたかった。その席にいない見知らぬ人の弁護をしたくて、泣きそうになった。

 でも所詮、健康な人には理解しえない事なんだろうと思った。私だって、自分が健康な時には、うつ病の事なんて何も知らなかった。あのまま年を取っていたら、この奥さんたちの一人になっていたであろう。

 一つだけ彼女たちにハッキリ反論したかったのは、趣味があってもうつ病になる人はうつ病になるという事。そして、趣味さえも楽しめなくなり、全くやる気が起きなくなってしまうのが『うつ病』だという事である。

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