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ヒトの宿命
2008.06.24 Tue 09:21 | | 心と身体
 ひきこもっている私は、ブログを書いたりネットでゲームをしたりしているうちに、最近パソコンの前に座っている時間がますます増えた。一昨日前などは朝まで眠れなくて、十数時間ぶっ通しで椅子に座ってネットサーフィンをしていた。

 すると・・・・・。
 どうもお尻の様子がおかしい。シモの話で本当に恐縮なのだが、お尻が痛い。初めは違和感程度だったものが、だんだんズキズキしてきた。どうしたものか。
 ネト友に言うと「痔だ~!」と大笑いされた。こ、これが痔なのか。

 実はうちの家系は痔体質らしく、親や祖父母が手術経験者。いよいよ私も気をつけなければいけなくなったかという感じである。余談だが、この病気にさほど年齢は関係ないと思う。親のお見舞いに行ったときに、若い女性も多数入院していたのを目撃した。

 wikipediaに面白いことが書いてあった。

 直立二足歩行するヒトの場合、直腸や肛門付近の血管は、頭の方向に血液を送っているため、普段から非常に大きい圧力がかかっている。そこに、長時間の立仕事や座り仕事などによる肛門付近での体液の鬱滞、便秘または下痢を繰り返すことなどで肛門部に強い力が幾度もかかる事、などの要因が加わって痔を発症する。したがって痔は、椎間板ヘルニアやO脚などと並んで直立二足歩行であるヒトの宿命であるといえる。ヒト以外の動物は基本的に痔を患う事が無い。
「wikipedia-痔」より)

なるほど。これも進化の結果でうまれた病気なわけだ。

 ちなみにうちのフェレット君も、たまに排便後に肛門がふくらんでいることがある。「フェレットだって痔になるじゃない!」などと思ったのだが、さらに調べたところこれは”痔”ではなく、肛門から腸が裏返って出てしまう”脱肛”という症状らしい。

 フェレットは、生後間もない頃に肛門の横から肛門線という物を取り除く手術を受けています。この手術跡が、成長するつれて「あるべき物がない分の緩み」となり、腸の先端を押し出しやすくしてフェレットの脱肛常習者を増やしているようです。
(「フェレットTV-脱肛」より)

なるほど、こちらは人間の勝手で生んでしまった疾患なわけだ。

 とにかく意味があって進化してきた生物である。それを不自然な状態でいつづける事は、体には具合がよろしくないらしい。おそらく外面だけでなく内面もそうなのだろう。知らない間に身も心もストレスがたまっているわけだ。
 今回の結論としては、長時間椅子に座り続けるのはよくないということだ。以前、自律神経が狂っていた私は、一定時間ごとに強制的にでもトイレに行くように”トイレタイマー”を机の上においていたが、こんどは”痔予防タイマー”をつけなければいけないかもしれない。

 汚い話で申し訳なかった。

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