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昨日の「クローズアップ現代」で『失恋休暇 取りますか~変わる企業の福利厚生~』という話をやっていた。
大学を卒業して就職した会社を3年以内にやめる人の割合が37%近くもいるという現在、企業はこれまでと違った”福利厚生”を使って人材の確保をし、社員のやる気を高めようとし始めているそうだ。若い社員の意識を調べると『条件さえよければ長い間勤め続けたい』と考えている若者が意外に多いのだという。
番組で紹介していた面白い福利厚生制度に、こんなものがあった。
いまや、子供の数よりペットの数の方が多い時代だ。ペットフード工業会の調査によると日本国内の犬猫飼育頭数は約2,168万頭であり、総務省が2007年4月1日に発表した子供(15歳未満)の数は約1,738万人という推計データが出ている。実際、番組で取材していたある製薬会社では、社員の4割がペットを飼って仕事のストレスを癒していることがわかったそうだ。
私がこの制度をすばらしいと思うのは、1,000円がどうこうではなく、自分が大切にしているペットを会社も大切に思ってくれているんだなと感じられるところだ。
スタジオゲストで『R25』『L25』編集長の藤井大輔氏(リクルート)は、会社に対してドライといわれている若者世代をこう説明する。
そういえば、私が辞めた会社は大企業病がひどく、経常利益をあげるために福利厚生をどんどん削っていた。扶養手当、住宅手当、結婚や出産の祝い金などなどが容赦なく廃止された。『人によって待遇が違うのは不公平だ』というのが理由だったと思う。とにかく”全体最適”だけを考えた経営方針だったのだ。
本当は社員も1人1人が生身の人間で、それぞれの生活がある。喜びも悲しみもある。ただの駒として扱われ人間としての存在を無視されているようでは、働く意欲が低下するのも当然だった。休職する者、退職する者が増えていた。
成果主義を給与に反映するよりも、よほど社員のやる気を引き出す効果があるという”福利厚生”。ユニークな制度を実施しているのはまだまだ中小企業だけのようであったが、大企業にもぜひこのやり方を見習ってほしいものだと思った。
大学を卒業して就職した会社を3年以内にやめる人の割合が37%近くもいるという現在、企業はこれまでと違った”福利厚生”を使って人材の確保をし、社員のやる気を高めようとし始めているそうだ。若い社員の意識を調べると『条件さえよければ長い間勤め続けたい』と考えている若者が意外に多いのだという。
番組で紹介していた面白い福利厚生制度に、こんなものがあった。
ペット扶養手当!是非ほしいと思った。
- バーゲン休暇
- 夏冬一回ずつ半日休みを取ることができる
- 失恋休暇
- 失恋で就業が困難な場合には休暇をとることができる
25歳までは1日、25歳~30歳は2日、30歳からは3日- ペット扶養手当
- ペットを飼っている社員には月1,000円支給する
いまや、子供の数よりペットの数の方が多い時代だ。ペットフード工業会の調査によると日本国内の犬猫飼育頭数は約2,168万頭であり、総務省が2007年4月1日に発表した子供(15歳未満)の数は約1,738万人という推計データが出ている。実際、番組で取材していたある製薬会社では、社員の4割がペットを飼って仕事のストレスを癒していることがわかったそうだ。
私がこの制度をすばらしいと思うのは、1,000円がどうこうではなく、自分が大切にしているペットを会社も大切に思ってくれているんだなと感じられるところだ。
スタジオゲストで『R25』『L25』編集長の藤井大輔氏(リクルート)は、会社に対してドライといわれている若者世代をこう説明する。
”私はあなたのライフスタイル全てきちんと考えていますよ”という企業側のメッセージを社員に伝えることが、”職場の居心地のよさ”、ひいては社員のやる気につながることに、企業側も気づき始めているのだろう。会社への忠誠心が当たり前でなくなっていたり、転職への心理的ハードルが昔ほど高くなかったり、働き心地とか自分のスキルアップを大事にしたりとか、ドライな部分もまだ残っている。
けれどもその裏返しで、給与よりも、自分が大切にされているとか自分がやった事が認められているとか、そういう部分で会社側から評価がもらえるとすごく嬉しいし、ポジティブな形で仕事へのやる気がでてくると思う。
そういえば、私が辞めた会社は大企業病がひどく、経常利益をあげるために福利厚生をどんどん削っていた。扶養手当、住宅手当、結婚や出産の祝い金などなどが容赦なく廃止された。『人によって待遇が違うのは不公平だ』というのが理由だったと思う。とにかく”全体最適”だけを考えた経営方針だったのだ。
本当は社員も1人1人が生身の人間で、それぞれの生活がある。喜びも悲しみもある。ただの駒として扱われ人間としての存在を無視されているようでは、働く意欲が低下するのも当然だった。休職する者、退職する者が増えていた。
成果主義を給与に反映するよりも、よほど社員のやる気を引き出す効果があるという”福利厚生”。ユニークな制度を実施しているのはまだまだ中小企業だけのようであったが、大企業にもぜひこのやり方を見習ってほしいものだと思った。
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