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入院29日目

 あまりにもソワソワするのは、エビリファイの”アカシジア”という副作用ではないかと主治医が言う。副作用止めを処方してもらい、少し落ち着いた気もちになってきた。

 夜ご飯は、クリスマスディナーらしく骨付きチキンの照り焼きが出た。私にこんな豪華な食事を食べる権利はない。夫は一人で何を食べているのかと思うと泣けてきて、夕食にはほとんど口をつけられなかった。

 夫からメールが来た。「心配してくれてありがとう。ちゃんとクリスマス用の食べ物買って食べるよ。」「これから何十年も一緒にいるんだから、今年みたいな年があってもいいんじゃない。」
 私はもっと泣いた。

(2009/3/8転記)
入院28日目

 前日の夜、デイルームにいた患者さんや看護師さんがあまりにもうるさくて、孤独感を感じた。そのことを、『患者さんの声』というポストに投書してみた。が、その後罪悪感を感じる。

 久しぶりに自宅へ外出した。年賀状の印刷、掃除、植木の世話、お年玉の用意、家賃の振込み、などなど・・・こまごまとした事をこなす。フェレットにたくさんなめてもらった。夫と遊ぶのを忘れた。

(2009/3/8転記)
入院26日目

 眠れなくてそわそわする。

 今までは「~しなきゃ」で動いていたけれど、今はその「~」が見つからなくて何をしたらいいかわからない。それでソワソワウロウロ落ち着かない。ソワソワしすぎて、たまに言いようのない絶望感が襲ってくる。

 夫にメールをしてみたが、返信に絵文字がなくてこわい。何かあったのかと不安になる。

(2009/3/8転記)
入院24日目

 なにか胸騒ぎがする。精神を安定させておくのが大変だ。ふらふらして歩くのも疲れるが、横になってもどうせ眠れないので、外出をすることにした。
 近くの店への道がわからなくてウロウロと行ったりきたりしていたら、カーブで車の前に飛び出したおばさんがいた。助けに入って話を聞くと、「死のうとしたのに止めないでくれ」と言われる。私は必死になっておばさんを引きとめて説得した。気がついたら泣いていた。
 結局、病院のスタッフを呼んでおばさんを引き渡し、私は病院に戻った。

 死にたいって言ってる人を助けるなんて。「死なせてあげればいいのに。」といつも言ってる私なのに、やっぱりそんなの無理だった。道に迷ってあそこにいたのも、神様の思し召しかと思う。

 とんぷくを飲んでしばらく寝た。

(2009/3/8転記)
入院23日目

 どうも眠ることができない。イライラソワソワ感が止まらない。
 院内散歩にいく。富士山がきれいに見えた。

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 ”コラージュ療法”のプログラムに出てみた。以前テレビ番組で知って自分でもやってみた方法で、台紙に雑誌の切抜きを自由に貼って自分のイメージを表現するものである。
 今回も雲と青を使ってきっちりと縦横貼り合わせてしまい、私の暗さと几帳面さを露呈した形となった。

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 そういえば、いつも自分の中の自分=無意識の自分と対話していたり、『こうあるべき』みたいな信念があったが、今はいなくなっている。対話しようとすると、喪失感があふれてきて不安になる。よりどころがない感じ。

 主治医と面談。全体のエネルギーが低下しているところに、今までは負に偏った自分にエネルギーをさいていたのだと説明された。そのうち他の社会生活に参加してみようとする自分なんかも出てきますよ、と言われて、昔のうずくまっている心の中の自分が泣いた。突然泣き始めた。

(2009/3/8転記)
入院22日目

 クローズアップ現代で『非正社員に広がる”うつ”』というテーマやっていた。私は、正社員で傷病見舞金も失業保険ももらって、なんだか申し訳ないなあと思った。

(2009/3/8転記)