(2009/3/8転記)年末なので自宅へ帰る。家に帰ってきたら、家がきれいになっていてびっくりした。夫は疲れて寝てしまった。夫よありがとう。
--------
相変わらず胸騒ぎがする。なんかしなきゃなんかしなきゃ。でも何もない。何も集中することができない。涙が止まらない。夫に「なんで場所コロコロかえるの?」と言われ、落ち着かない自分に気づく。
しかも女性病棟ともなると、女同士にありがちな妙なグループができてきて、ボスとなる人物が現れる。女性達の間でも、グループに入る入らないとか、感じが悪い悪くないとか、他人の噂話が絶えない。
やだやだ。結局ここも、社会の縮図なんだなと思って悲しくなった。病院にいてもストレスがたまってしまう。
ただ、上げ膳据え膳三食昼寝つきなのは、本当にありがたい。そのおかげで体力がつき、精神的にも上向きになってきているような気がする。
今年は、ここを訪ねてきてくださる皆様方には、本当にお世話になりました。おそらくあと2~3ヶ月は入院していると思われますが、来年もどうぞよろしくお願いします。
(2009/3/8転記)同室の患者さんが泣いていた。その中に「ぐりえちゃんなんかあんな優しい旦那さんがいてうらやましくなっちゃう。」という言葉があった。
夫がしょっちゅう面会に来てくれることは、他の人にとってよくない事なのだろうか。たまには外であった方がいいような気がした。
私は他人の事ばかり非難するくせに、自分を省みていないのではないか。人として・・・。
寝る前に、突発的に死にたくなるような絶望感が襲ってきた。
(2009/3/8転記)うつのストレスケア病棟だが、いろんな人がいる。大うつ病の人ばかりではない。大うつ病でも、なったばかりの人もいれば、治って退院が近い人もいる。十人十色。同じ病院にいても人それぞれ。結局人が集まればコミュニティーはできる。ちょっと外れる人が多いだけで、現実社会と変わらないなぁ。
治って退院を控えている人の話には、どうも神経が参ってしまう。
胃が痛くて夕食はほとんど残してしまった。何をしたらいいのかわからなくなって、胸にぽっかり穴があいてて虚しい。絶望。死にたい。
(2009/3/8転記)みんな強いな~と思う。自分の考えを自分の言葉ではっきり言えている。私はどうだろう。
胸にぽっかり穴が開いたみたい。考えようとする自分。考えちゃだめと思う自分。そして、心の奥でひざを抱えて泣いていたあの自分がいない。
主治医と面談。私についていえる事は『負の自動思考』だそうだ。そうなってしまったときは、ストップするか他の考え方をすること、と指導を受けた。
母からのメールが冷たくて気になる事、電話をしていなくてなかなか電話ができないことを相談すると、「親子だしそんなはずはないでしょう。」と言われてしまった。気になるなら一度連絡してみてはどうですか?といとも簡単に言う。
私もついついそんな気になって、思い切って母に電話をしてみた。母は思っていたより元気そうな声で安心した。母が以前、父の事を”いつか殺す”と言っていたのが気になって胸にしまっていたのだが、今日はきちんと「パパを殺さないで」と言えた。母は最初「本気よ。殺すわよ。」と言っていたが、私が泣いて何度も頼んだので、やっと最後に「冗談よ。一言一言気にしすぎ。」と笑ってくれた。別の涙が出た。
けれども困ったことに、いつも心の中で泣いていたもう一人の自分が消え失せてしまった。
いいことか悪いことか。