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入院15日目

 時に私は、自分をよく見すぎているようで、鏡を見た時に自分の醜さに気づき、愕然として存在を恥じたりする。また時に私は、自分を悪く見すぎているようで、鏡を見た時に自分の美しさに気づき、驚いて惜しんだりする。
 変わらないのは鏡だけ。自分の中の自分も、鏡に写る自分も、その日そのとき見るたびに変わっている。変わって見える。

 でも私は気づいた。この不安定さは、外界に適応するために人間がつけた知恵だと。揺れながら変化していく事は、むしろ人間の集合体の中で楽に生きて行くために必要不可欠なことなのだと。
 だから今、醜くても恥じる事はない。汚くても悲しむことはない。揺れているうちに、気がつけば美しく変わるときがくるはず。そう自分の力を信じるしかない。

(2009/3/8転記)
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