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ツレうつ 最終回

「それは、言葉のせいだよ。」

 そんな声が突然テレビから聞こえてきた。『ツレがうつになりまして』の最終回、貂々さん役の藤原紀香さんが「どうしてツレは良くならないのか」と、精神科医役の風吹ジュンさんに訴えていたときのことだ。精神科医が言うには

「動物は調子が悪ければ、じっとしているだけで余分なことは考えないと思うのよ。でも人間には言葉があるから、あーじゃないこーじゃないって意味付けをして、自分を消すところまで追い詰めてしまう。」

さも、”言葉”なんかあるから悪いかのようなセリフだった。言葉を大切にしている私は、えー!?と思う。人間は、言葉があるからこそ人間なのに、その言葉のせいにするなんて。
 だが、「じゃあどうすればいいのか」 それを伝えるのもまた、”言葉”であった。

「目の前に川があるとします。そこに、あなたの言葉が浮かんできます。でもそれをあなたは拾わないで、流す・・・。次第に言葉は遠ざかって流れて視界から消え去っていく・・・。」

この部分を聞いて、私は清らかな小川のせせらぎをイメージし、すーっとするような気分を感じた。そして、大事なことは言葉を”選ぶ”ことなのかなと思った。自分を傷つけたり攻撃するような言葉は拾わない。そういうことと理解した。

 この『ツレがうつになりまして』は、計3回。ツレ役の原田泰造さんの演技には何度も泣かされた。大きな音がきらい、電話がきらい、低気圧がきらい、死ぬことばかり考えてしまう・・・私も同じだった。一緒に番組を見ていた夫が、何度となく「みんな同じなんだね」とつぶやいていた。

 原田泰造さんには、私たちを代表しての熱演お疲れさまという思いだ。本当に泣いてくれていたように感じた。ラストシーンが、「うつになってかえってよかった」みたいな感じで終わったことは、私にはまだ手放しで喜べない。それでもこの番組は、うつを全く知らない人にうつを知ってもらういいチャンスだったのかなと思う。(見ていたのは当事者たちばかりのような気もするが。)

 最後に、番組の中でツレさんが紹介していた大事な言葉、「あとで」をメモしておく。

あ ・・・ 焦らない
と ・・・ 自分を特別扱いしない
で ・・・ できることからやる


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