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自殺者リサイクル法
2009.10.06 Tue 11:19 | 世にも奇妙な物語 | テレビ・ラジオ
 昨日『世にも奇妙な物語』を見た。その中の1つ、『自殺者リサイクル法』というドラマには考えさせられた。

 つまらない理由で死を選んだと認定された自殺者たちが、自殺の直前で救助されて国の管理下に入り、国家のために命を再利用されるという物語。
 自殺者たちは、抽選での臓器提供、人体実験、ハイジャック事件の人質等、文字通り命がけの仕事をさせられる。そして仕事の最後には、自殺者リサイクル機構の管理官が、決まってこう言う。

 今回もみなさまの命を有効にリサイクルさせていただきました。生き残ってしまったみなさま、残念でした。次回の仕事で死ねることをご期待ください。

こうして仕事を重ね、多くの死を目の当たりにしていくうちに、自殺者らの心の中には次第に「生きたい」という気持ちが芽生えてくる。「こんなことになるなら、もっとなんかできたんじゃないのかな。」と。
 
 ドラマを見ながら、いろいろと考えてしまった。私がときどき感じる「生きていたくない」「死にたい」という気持ちも、”つまらない理由”なのだろうと思う。私のような者は無駄に死ぬよりも、この命を何かに使ってくれたほうがずっと有意義だし、私も嬉しいだろうと思う。だから不謹慎にも、このドラマのような法律は頭がいいなと思ってしまった。
 けれども、ドラマを見終わった後、自分の心に釈然としないなにかが残った。もしも本当に多くの死を目の当たりにしたら、私は果たして同じことが思えるだろうか。私は、戦争も大災害も知らない。自分の身を危険にさらしたことなど、一回もない。誰からも傷つけられることのない温室のような部屋で、ぬくぬくと生きているだけだ。それなのに「死にたい」だなんて、もしかしたら、とてつもなくわがままな事を言っているのではないだろうか。
 私は、もう一度命の尊さについて考えてみなければいけない。なぜ生きているのか。なぜ生かされているのか。与えられたこの命を有効に使っているのか。包丁を手首に当てる前に、考えてみなければいけない。
 
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