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助けてと言えない30代
2009.10.07 Wed 22:47 | ドキュメンタリー | テレビ・ラジオ
 「クローズアップ現代」の『“助けて”と言えない~いま30代に何が~』を見た。

 今年4月、福岡県北九州市の住宅で39歳男性の遺体が発見された。男性は死の数日前から何も食べず、孤独死していたとみられる。しかし、男性は、困窮する自分の生活について、誰にも相談していなかった。
 いま、こうした命に危険を及ぼしかねない状況に陥っても、助けを求めない30代が増えている。彼らは「家族に迷惑をかけられない」「自分で仕事を見つけ、何とかする」と誰にも相談できずにいる。

(番組ホームページより)


 スタジオゲストの平野啓一郎さん(作家)によれば、30代半ばから後半にかけての世代は『団塊ジュニア世代』といわれ、人口が非常に多いそうだ。にもかかわらず、1999年~2000年ごろは就職超氷河期。思い通りの企業に就職できた人もいれば、就職できなかった人、フリーターになった人、10年たっていまその矛盾がかなり深刻になってきていると言える。
 さらには、『勝ち組』『負け組』という言葉が使われるようになって、勝ち負けを自分の問題として感じてしまうのだろうか。必ずしも自己責任とは違う別の問題なのに、状況の悪い人たちは、結果を出せない自分自身を責めるようになってしまっているという。

 その一方で、見栄やプライドが邪魔をするのか。どうしても自分の今の姿を受け入れる事ができず、もうちょっと頑張ればなんとかできるのではないかと、『助けて』が言えない人々が多くいることがわかってきた。

かわいそうとかみじめと思われるのはいやだ。なるべく隠そうとしている自分がいる。
(32歳男性・無職)

公園で炊き出しなどを行っている、NPO北九州ホームレス支援機構の奥田知志さんは言う。

 助けてって言えない世の中ってさみしすぎると思う。だって基本的には誰も1人で生きていけないし、1人で頑張っても知れてるわけで。どっか助けてと言える、それをみんなで保障していく社会じゃないと、どんどん1人ぼっちに追い込まれてホームレス化していく、関係を失っていく、絆を失っていく、そんな人が続出すると思う。

スタジオゲストの平野さんも言う。

 トラブルは、当事者の力だけでは解決できないものだと社会が考えるべき。頑張るにしても、社会的なサービスを受けて安定したところから頑張るべき。行政サービスを利用することは、少しも恥ずかしいことではない。


 厳しい雇用情勢の中で、弱者が自分を責めて孤立するこんな社会。悲しすぎる。と同時に、毎晩ホームレスの人達に声かけをしておられる支援団体のみなさんには、頭が下がる。

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