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気付いて欲しかった
2007.11.01 Thu 12:37 | ひきこもり | 心と身体
 どこのコミュニティにも属さないって、こんなに寂しいことだと思わなかった。何も肩書きがないって、こんなに心細いことだと思わなかった。自分で選り好みして全てを切り捨てて、好きで一人になったのに、おかしなものだ。

 私はいつも誰かの声を待っている。誰かが引っ張ってくれるのを待っている。どうせ誰も来ない事をわかっているくせに、わかっている上で待ち続ける。そして当然誰も来ない。私が何も言わないからだ。それを他人のせいにして私は勝手に泣く。だから私は私が大嫌いなのだ。だったら、誰の声も聞こえないところに行こう。誰も手の届かないところに行こう。待ってても意味のないところに行こう。
 こうして現実の世界でひきこもり、ネットの世界でひきこもり、私は自分自身さえ愛することができずに、自己批判を繰り返す。自分を愛せないのだから、他人なんてなおさら愛することできるはずがない。ブログは心の内なる世界だと思っている。この世界の中では、私は自由だ。心が未成熟なまま、私の思いだけがどんどん広がっていく。誰の声も聞こえない。私の悲鳴も誰かに届いてるのかどうかわからない。

 本当は辛いんだよ。輝いていた頃の自分を知っているだけに、余計に辛いんだよ。でもそのプライドが邪魔をする。だからやっぱり、放っておいて欲しいんだ。

 暗い曲ですがこんな思いを歌った唄「未成年」

未成年 Music & Lylic by 柴田淳

ぼくらはただ 気付いて欲しかっただけで
誰も何も 壊すつもりはなかった
耳を塞いでいる 固く目を閉じている
ぼくらを受け止められず 逃げ出した弱虫よ
導いてよ どこまでも 孤独のない 温もりの場所へ
愛していて いつまでも 涙の流し方を教えて

思い出して あなたも歩いてきた路
触れられぬほど 脆くて美しい瞳
愛しさを知らない 愛し方を知らない
ぼくらに怯えている 出来損ないの背中よ
抱きしめてよ 痛いほど 鼓動を感じるくらいに 強く
耳を澄まし 向き合って ぼくらの魂の悲鳴 聞いて

こっち向いてくれないから 心を歪めるしかなかったんだ
導いてよ 叱ってよ 孤独のない 温もりの場所へ
思い出したい 淋しさを 泣けないぼくらに ねぇ 返して


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