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2007.11.14 Wed 01:31 |
爆笑問題のニッポンの教養 |
テレビ・ラジオ
「爆笑問題のニッポンの教養」の「深海に40億年前の世界を見た!」を見た。
今回は横須賀の海洋研究開発機構の研究センターでのお話という事もあり見学が多く、私はひたすら口を開けてわーっと見ていた。
後半の対談部分で、熱く生命の誕生について語る地球微生物学の高井プログラムディレクター。40億年前のインド洋の海底で、マントルからの熱水という『エネルギーの衝突』から生命の共通祖先である「メタン菌」が誕生した、という事を裏付ける発見をしたのだと言う。
この高井さんが、太田さんの「なんで?なんで?」攻撃に一歩も引かない。たしか、白熱した議論のきっかけとなった太田さんの最初の疑問は、「なんで生命はエネルギーをかきまわすの?」だったと思う。すると高井さんは「現実のその世界はそういうものなんですよ。いいじゃないですかそれで」とあっさり。「だって美しいものを見たときに、『なぜ美しいと感じるんだろう』とか思わないでしょ?」 だが、太田さんは「思う!」としつこく食い下がる。これに高井さんは「美しいと感じるのは『人間だから』でいいじゃないですか。そんなところまで科学を持ち込みたくない。」と応戦する。
そして高井さんは言う。科学は、人間の意思から離れた『絶対的真理』ではない。科学は所詮人間なのだ。だから人間として感じる気持ちは、人間として大切にしたいと。
科学者の先生方って、みんな同じ事を言う。私は過去の放送に登場した先生方の言葉をいろいろと思い出した。「研究者は、単なる観察者でしかない」と言ったのは、宇宙物理学の佐藤教授だったか。「研究をするというのは新しい文体を見つけること」と言ったのは、分子生物学の福岡教授だったか。知れば知るほど、自然の摂理の触れられない領域みたいなものが、わかるのだろうか。
それにしても、高井さんの「微生物」を説明するときの目がものすごくキラキラしていたのが、印象的であった。太田さんの目と同じぐらいキラキラしていた。好奇心ってものすごいエネルギーになるのだと思った。
今回は横須賀の海洋研究開発機構の研究センターでのお話という事もあり見学が多く、私はひたすら口を開けてわーっと見ていた。
後半の対談部分で、熱く生命の誕生について語る地球微生物学の高井プログラムディレクター。40億年前のインド洋の海底で、マントルからの熱水という『エネルギーの衝突』から生命の共通祖先である「メタン菌」が誕生した、という事を裏付ける発見をしたのだと言う。
この高井さんが、太田さんの「なんで?なんで?」攻撃に一歩も引かない。たしか、白熱した議論のきっかけとなった太田さんの最初の疑問は、「なんで生命はエネルギーをかきまわすの?」だったと思う。すると高井さんは「現実のその世界はそういうものなんですよ。いいじゃないですかそれで」とあっさり。「だって美しいものを見たときに、『なぜ美しいと感じるんだろう』とか思わないでしょ?」 だが、太田さんは「思う!」としつこく食い下がる。これに高井さんは「美しいと感じるのは『人間だから』でいいじゃないですか。そんなところまで科学を持ち込みたくない。」と応戦する。
そして高井さんは言う。科学は、人間の意思から離れた『絶対的真理』ではない。科学は所詮人間なのだ。だから人間として感じる気持ちは、人間として大切にしたいと。
科学者の先生方って、みんな同じ事を言う。私は過去の放送に登場した先生方の言葉をいろいろと思い出した。「研究者は、単なる観察者でしかない」と言ったのは、宇宙物理学の佐藤教授だったか。「研究をするというのは新しい文体を見つけること」と言ったのは、分子生物学の福岡教授だったか。知れば知るほど、自然の摂理の触れられない領域みたいなものが、わかるのだろうか。
それにしても、高井さんの「微生物」を説明するときの目がものすごくキラキラしていたのが、印象的であった。太田さんの目と同じぐらいキラキラしていた。好奇心ってものすごいエネルギーになるのだと思った。
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プレサーチ 2007/11/17 Sat 09:45
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