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実は昨日、両親につれられてとあるホテルのレストランにお食事に行ってきた。
私にとっては外出は一大イベントである。バッチリお化粧をして、お洋服を選んで、どうにかこうにか自分を励ましながら外に出た。「あら!とても病気の人とは思えないじゃない?」と母からほめられたのだが、そう言われると複雑な心境だ。顔ではニコニコ笑いながらも、”誰もわかってくれない”という、いつも心の底に抱えている傷がチクチク痛む。
どうでもいい事だが、「お食事」「お化粧」「お洋服」・・・全部『お』がついている。『お』がつかないものは、つくものとは全然違う。「お」がつくことで、ちょっとコジャレタ感じになり、ランクが一段アップするのだ。本当にどうでもいい事だ。
そのレストランでは「とちぎフェア」をやっていた。「とちぎ和牛」を味わうという名目だったのだが、これでもかというほど「とちぎ」物産が出てくるこだわりようだった。食器はすべて「益子焼」。ネギは栃木産。デザートのいちごは「とちおとめ」。
仲のよかったネト友が栃木にチラホラいて、よく話は聞いていたものの、実際にはあまり馴染みのない「栃木」。しばらく会わなくなってからこんなところでまた出会うとは。
食事を堪能しておしゃべりをしていたら、ボーイさんからアンケートの紙を渡された。料理や値段や接客について色々と聞かれた最後に、「栃木にお持ちのイメージをお書きください」という項目があった。
家族は「日光」などと観光のイメージを書いていたが、私は「ネト友」のイメージが強くて何も思いつかない。うーんと考えていたら、突然『つぶやきシロー』の顔がドーンと頭に浮かんだ。浮かんだらもう、頭の中は『つぶやきシロー』でいっぱいになってしまった。困った。レストランの感想に、「つぶやきシロー」とか書くわけにはいかない。そして次にひねり出した答えが「海がない」。これも違う。そんな地理的な事を書いてどうする。というか、知っているようで何も知らなかった事に愕然とした。
結局「自然が多い」という、どこの土地にも当てはまるような無難なイメージを書いて帰ってきてしまった。なんとなく消化不良だった。
やっぱり『つぶやきシロー』にしておけばよかった。
私にとっては外出は一大イベントである。バッチリお化粧をして、お洋服を選んで、どうにかこうにか自分を励ましながら外に出た。「あら!とても病気の人とは思えないじゃない?」と母からほめられたのだが、そう言われると複雑な心境だ。顔ではニコニコ笑いながらも、”誰もわかってくれない”という、いつも心の底に抱えている傷がチクチク痛む。
どうでもいい事だが、「お食事」「お化粧」「お洋服」・・・全部『お』がついている。『お』がつかないものは、つくものとは全然違う。「お」がつくことで、ちょっとコジャレタ感じになり、ランクが一段アップするのだ。本当にどうでもいい事だ。
そのレストランでは「とちぎフェア」をやっていた。「とちぎ和牛」を味わうという名目だったのだが、これでもかというほど「とちぎ」物産が出てくるこだわりようだった。食器はすべて「益子焼」。ネギは栃木産。デザートのいちごは「とちおとめ」。
仲のよかったネト友が栃木にチラホラいて、よく話は聞いていたものの、実際にはあまり馴染みのない「栃木」。しばらく会わなくなってからこんなところでまた出会うとは。
食事を堪能しておしゃべりをしていたら、ボーイさんからアンケートの紙を渡された。料理や値段や接客について色々と聞かれた最後に、「栃木にお持ちのイメージをお書きください」という項目があった。
家族は「日光」などと観光のイメージを書いていたが、私は「ネト友」のイメージが強くて何も思いつかない。うーんと考えていたら、突然『つぶやきシロー』の顔がドーンと頭に浮かんだ。浮かんだらもう、頭の中は『つぶやきシロー』でいっぱいになってしまった。困った。レストランの感想に、「つぶやきシロー」とか書くわけにはいかない。そして次にひねり出した答えが「海がない」。これも違う。そんな地理的な事を書いてどうする。というか、知っているようで何も知らなかった事に愕然とした。
結局「自然が多い」という、どこの土地にも当てはまるような無難なイメージを書いて帰ってきてしまった。なんとなく消化不良だった。
やっぱり『つぶやきシロー』にしておけばよかった。
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