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女子の複雑な気持ち
2008.03.26 Wed 09:27 | ネット依存症 | 心と身体
 昨日、久しぶりにネト友のAnちゃんとチャットをした。長きにわたる入院生活から帰還して浦島太郎状態の彼女は、今、ネットでなんとも言えない孤独を感じているように感じられた。

 Anちゃんは、昔からのゲーム仲間に囲まれてオンラインゲームをしていても、どこか楽しめないと言う。いろいろあって、ゲーム仲間に女子がいなくなってしまった今、本音やくだらない愚痴を話せる友達がいないのが原因の1つであろう。少し前に同じ状態だった私にはよくわかる。いわゆる『絶対的な味方』がいないのは、どんなに大勢の友人に囲まれていても、精神的にとても孤独だ。私やAnちゃんのように、”母”に過干渉に育てられてきた”娘”たちにとって、依存できる存在がいない状況・・・これほど辛いことはない。
 本当は、私が元いた場所に戻ってあげたいところだが、私にも私の事情があり、また私がそこに戻ったところで解決できる問題でもないような気がした。

 私とAnちゃんは、チャットをすることで傷をなめあった。女子が全体の1割しかいないといわれるオンラインゲーム界で、男性も女子の扱いには困っているのかもしれないとは思う。あえて男女を分ける必要もないとは思うのだが、一人でもゲームそのものを純粋に楽める”男性脳”と違って、”女性脳”はコミュニケーションを大切にする生き物だ。コミュニケーションが充実していなければ、何も楽しめない。けれども一方で、近づきすぎると逆に”女性”にリアルに興味を抱くようになる”男性”が多い現実の中で、信頼できる人でないと安易に心を許せないという悩みもある。

 私たちは、別に、みんなからチヤホヤされるようないわゆる”姫プレイ”がしたい訳ではない。もちろんリアルな”出会い”を求めているわけでもない。常に着かず離れず見守ってくれる『絶対的な味方』がいる庇護の下で、たくさんの人と自由にのびのび遊びたいのだ。
 書いていて、なんてわがままなんだろうと思った。いくつになっても甘えてる。まだまだ子供なのかな。

 女子のネト友たちよ。たまにはお話しましょうね。愚痴のはけ口がないと、最終的になぜか自分を責めるようになるのは、私が一番わかっている。
 それからAnちゃんへ。何度も「大好き」って言ってくれてありがとう。私も大好きです。

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