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2007.09.14 Fri 23:36 |
爆笑問題のニッポンの教養 |
テレビ・ラジオ
今日もまた『爆笑問題のニッポンの教養』を見た。テーマは「タイムマシンは宇宙の扉を開く」という宇宙物理学の話だった。先生は東大の佐藤勝彦教授。
いまや世界の物理学者達が、タイムマシンの可能性についてまじめに考えているという話から始まり、相対性理論だとか量子論だとか、アインシュタインだとかホーキンスだとか、難しい話がたくさん出てきた。
そんな中相変わらず、爆笑問題の太田さんの博識ぶりには感嘆した。そして何に対しても疑問をなげかける彼らしく、「頭の中で過去を思い出すとき、それはある意味タイムマシンというのではないか?」と言う疑問。私もこの意見には同感である。現実が本物だなんて、どうして言えるのか?何が本当なのかなんて、誰にもわからないではないか。証明できないではないか。
頭の中で過去に行けばそれを「タイムマシン」と呼び、頭の中で移動するとそれを「どこでもドア」と呼ぶ。昔の人の考えていた未来ってそんなものなんじゃないかと、私は常々思っていた。だが佐藤教授は、この点についてはNOと言う。
佐藤教授は、物理の世界は秩序が整然としていて、物理学者は単なる観察者でしかないと言う。つまり発展してきた科学技術は、人間が創り出したものではなく、人間が観察によって発見したものでしかないのだと。そしてそれ以外の、頭の中の空間、頭のなかの移動、頭の中の時間、そういう事については医学や哲学の方で論じてくれと。さらに、そんな人間の心の進化が近い将来やってくるのではないかと私は思っていたが、(おそらく太田さんも思っていたのだろう)佐藤教授が言うには、人間の心は10万年変わっていないのだから、今後も変わらないであろうと、かなり悲観的だった。
まぁ意見は人それぞれであるが、なかなか興味深い話であり・・・・
そしていつものごとく、最後のナレーションがとても印象的であった。
いまや世界の物理学者達が、タイムマシンの可能性についてまじめに考えているという話から始まり、相対性理論だとか量子論だとか、アインシュタインだとかホーキンスだとか、難しい話がたくさん出てきた。
そんな中相変わらず、爆笑問題の太田さんの博識ぶりには感嘆した。そして何に対しても疑問をなげかける彼らしく、「頭の中で過去を思い出すとき、それはある意味タイムマシンというのではないか?」と言う疑問。私もこの意見には同感である。現実が本物だなんて、どうして言えるのか?何が本当なのかなんて、誰にもわからないではないか。証明できないではないか。
頭の中で過去に行けばそれを「タイムマシン」と呼び、頭の中で移動するとそれを「どこでもドア」と呼ぶ。昔の人の考えていた未来ってそんなものなんじゃないかと、私は常々思っていた。だが佐藤教授は、この点についてはNOと言う。
佐藤教授は、物理の世界は秩序が整然としていて、物理学者は単なる観察者でしかないと言う。つまり発展してきた科学技術は、人間が創り出したものではなく、人間が観察によって発見したものでしかないのだと。そしてそれ以外の、頭の中の空間、頭のなかの移動、頭の中の時間、そういう事については医学や哲学の方で論じてくれと。さらに、そんな人間の心の進化が近い将来やってくるのではないかと私は思っていたが、(おそらく太田さんも思っていたのだろう)佐藤教授が言うには、人間の心は10万年変わっていないのだから、今後も変わらないであろうと、かなり悲観的だった。
まぁ意見は人それぞれであるが、なかなか興味深い話であり・・・・
そしていつものごとく、最後のナレーションがとても印象的であった。
今ってなんだろうか?
今って考えた瞬間にそれはもう過去になっている。
人間は過去の思い出の中を今日も生きている。
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