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あなたが幸せなら
 先週チラっと見た「ハートをつなごう」という番組で、印象的な言葉があった。再放送をしていたので、その言葉をメモすることができた。

 それは『性同一性障害』の回だった。性同一性障害であることを公表している杉山文野さんが、留学先のイギリスで、友人に自分のセクシャリティー(性)について尋ねた時、言われた言葉だった。

 be happy is important, if you're happy with your sexuality, it's your choice. nobody say something about it. nobody criticize you. and life is all right, if you're happy, it's ok.
 幸せでいることが大切で、あなたが自分のセクシャリティーに満足しているなら、あなたの選択よ。他の人がどうこう言うべきじゃない。批判できる人はいないわ。
 あなたの人生が幸せなんだから、あなたが幸せならそれでいいのよ

これを言ったのは、トルコから来たアイセルさんという女性。まだまだ差別や偏見が多いトルコ人女性の彼女が笑顔で言った言葉だけに、とてもズシンと心に響いた。

 また、もう1つ印象的な言葉があった。留学先で色々な国の人々に受け入れられていった文野さんが、それでも旅の途中に、体の手術をしようと決意するに至った出来事についての話だ。

 エジプトの白砂漠っていう所で満点の星空を見ながら、一人ポツンと砂漠に座ってて、地球じゃないみたいにすごいキレイで、『あぁ、すっごいキレイだなあ。』って100%感動してるのとはまた別に、100%この体には耐えられないなって思ってる自分がいたんです。いろんな人に受け入れられたとしても、受け入れられない自分がいると思いました。

文野さんのブログを読んで知ったが、性同一性障害は、『対社会』の問題ではなく『対自分』の問題と言われているそうだ。そして文野さんは、社会とは無関係の砂漠の真ん中でも体に違和感を感じている自分に気づき、どうやってもそこからは逃げられない事を思い知ったのだという。

 それに比べて、私のようなうつ病は、ある意味『対社会』の問題なのかもしれない。『対自分』と思い込んで勝手に一人で悩んでいるが、もし私がその白砂漠に行ったら、単純に『キレイだなぁ。このままここにずっといたいなぁ。』と思うのではないかと感じたからだ。

 それはつまり単純に、私が置かれているこの狭い社会に、私が合わせられなかったということ。あるいは、社会のほうが私に合わなかったということ。私自身がどうこうという問題ではないのかもしれない。
 そうだとすれば、解決の方向性は簡単だ。それこそ、自分の人生が幸せならそれでいいと思えばいいのだ。他人から見た自分が幸せそうでなくても、私がいいと思えばそれでいいのだ。他の人がどうこう言うべきではない。

 書くのは容易い・・・・。

 いつか、そんな風に考えられるようになればいいと、ぼんやり思った。

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