オリンピック中継でしばらくお休みしていた 「爆笑問題のニッポンの教養」 が、いつの間にか再開していた。シリーズ予約録画がしてあったので、なんとか見逃すことなく 『128億光年の宇宙見物』 を見た。

 今回のゲストは、国立天文台ハワイ観測所所長の林正彦教授(天文学)だった。国立天文台ハワイ観測所といえば、あの巨大反射望遠鏡 「すばる望遠鏡」 がある天文台だ。先生は、すばるで撮影した星や銀河たちをいくつか見せてくださったが、どれもが息を飲むほど美しかった。そう、私は小さい頃から星が大好きな少女だった。

 宇宙の果ては、137億光年先にあると言われている。林先生はすばる望遠鏡で、128億8000万光年遠方にある銀河を発見するという偉業をなしとげた。
 爆笑問題の太田さんが思わず言った。

 星ってロマンチックな意味があるじゃないですか。なんでかなっていうと、やっぱりすごい遠くにあるからですよね。
 でも信じられますよね、なぜか。光の届いてるって言うことは、星が消えてもその存在が見えるっていうことじゃないですか。この光が動く限り、空間がある限り、永遠ですよ。星は信じられるなって思うんですよ。星は消えないと思うんですよ僕は。

この世に ”永遠” なんてものはないから、何かにすがりたい。自分の存在が消えても、何かを残したい。そんな太田さんの気持ちを感じ取ったが、それは私が思っているから勝手にそう思えたのかもしれない。

 ところで、なぜハワイのマウナケア山頂が天体観測の一等地と言われているのかというと、マウナケア山頂から見る星は瞬(またた)いていないからだそうだ。星が瞬くのは大気が邪魔をしている証拠で、マウナケア山頂は平地の60%しか空気がないと、林先生は言う。
 でも私は、やっぱり肉眼で見る星は、瞬いた方がいいと思う。ときどき星が私に、ウィンクしてくれているような気持ちになれるし、瞬く星々は見ていて飽きないからだ。

 けれども最近の都会では ”光害” のせいで、晴れた夜でもなかなか星が見づらくなったものだ。どこか光の全くないところへ行って、降るような星空を見てみたいと思った。たぶん私は、泣いてしまうだろう。

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